切捨て債権 実質的に回収不能な無担保債権 長期回収不能債権
処理 貸倒損失 貸倒損失 貸倒損失
  検
    討
    例
切捨て原因となる事実があるか 債権者の資産状況・支払能力からみて全額の回収不能が明白か 継続的な取引先か
債務者の資産状況・支払能力等が悪化したための取引停止か  
貸付金等が含まれていないか
担保物はないか
切捨て金額は明確であるか 担保物がないか 一年以上経過しているか
取立費用未満か
Point 社長の意思が明確に放棄を示している。 明白になった事業年度で損金経理しているか   支払督促をしたか
備忘価額を残したか

  証
  資
  料
  例
 
● 更生計画等法定文書
● 関係者集会資料
● 債権者集会の協議書
● 契約による場合の契約書
● 債権放棄の書面等(内容証明郵便等)
● 債権者集会資料
● マスコミ資料
● 返戻郵便物
● 一定期間の調査経過資料
● 帳繹・証ひょう類等
イ、債権放棄する前段階で、客観的に回収努力をした軌跡を残しているか
ロ、債権放棄する場合、相手方の債務超過の状態が相当期間経過しているか
ハ、個別評価債権(灰色債権)につき、自社の基準に基づき個別で管理台帳を作成しているか
ニ、手形交換所の取引停止処分や棚上げ決定等の事実発生を知った日を記載しているか
ホ、繰入ができる事実発生の日またはその事実発生を知った日を記載しているか
ヘ、次の金額を記載しているか
①債務者から受け入れた(債務者が振り出した支払手形を除き、第三者の振り出した手形または引き受けた手形を含む)金額
②質権、抵当権、所有権類留保、信用保険等で担保されている金額
③金融機関・保証機関によって保証されている部分の金額
ト、損金経理はされているか
チ、確定申告書に繰入明細書は添付されているか

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