最近税務署の調査官を退官した人が税務調査の本音というようなタイトルでセミナーをしているらしい。
資料を頂いたのでいくつかご紹介します。
1、税務調査のノルマはあるか
  事務年度 7月10日~12月末まで(上期)
       1月1日~6月30日まで(下期)
半期で15件~20件である。
(1)選定基準(基本編)
  長期未接触 長期とは7年超~
(2)選定基準(一般編)
  KSK(国税総合管理システム)システムが朝霞センターにあり、一調査課当たり100件を機械が選定する。
   その後調査官が選び出す。
(3)選定基準(タレコミ編)
2.調査官はこんなところを見ている。
(1)帳簿のチェック
   でも帳簿は信じるなと教えられる。
   監査は間違えを見つける。
   調査はないものを見つける。
(2)あくまでも原始資料のチェックが重要
  見積書、発注書、注文請書、請求書
  調査期間 昔1法人当たり4日臨場が2日
        現在1法人当たり2日
  例)交際費 領収証
     17,000円   47,000円
     筆圧 光にかざすと見える
    コクヨの領収書探し

ネタばれになってしまうので、あとはセミナーを聞きに行ってください。
セミナーを聞きにきたのはほとんど会計事務所の人だったようです。


今日調査があって、調査官にそのことを話したら
「私だったらタダでやる」と冗談でしょうが言ってました。

(注1)税務調査情報
http://www.bekkoame.ne.jp/ro/tji/otoku8.htm