出版社サンマーク出版
価格1404円
著者湯川久子(ゆかわ・ひさこ)
ISBN978-4763136633

著者略歴

1927年、熊本県生まれ。中央大学法学部卒。1954年に司法試験合格、ほどなく結婚し、1957年“九州第1号の女性弁護士”として福岡市に開業。2人の子を育てながら、60年を超える弁護士人生の中で、1万件以上の離婚や相続などの人間関係の問題を扱い、女性の生き方と幸せの行く末を見守り続けてきた。 相談者の心をやさしく包み込みながらも、力強い口調で背中を押し、もつれた人生の糸をほどいてきた。 90歳の今も現役。

遠山事務所から一言

本当の幸せな生き方とは何か

長く連れ添った夫や妻、子ども、嫁や婿。そして、気心知れた友人、ご近所さん。 自分の周囲の誰かと、思っているよりもう半歩だけ、ちょっと距離を置いてみると、やさしさを取り戻し、本来の自分らしく、心地よく生きられる。 そう説くのが、本書の著者、90歳の現役弁護士、湯川久子氏です。 人の心は法で裁くことはできず、法廷で裁かれる「勝ち」あるいは「負け」が、人生の本当の幸せを決めることはない。 法で裁くことのできない人間模様を目の当たりにしてきた著者が、「それでは、本当の幸せとはなんだろうか」と思いを馳せ続けた結論が、この本につづられています。