出版社 幻冬舎
価格 980円
著者 野口悠紀雄
ISBN 9784344986831

著者略歴

1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省。 72年エール大学でPh.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2019年9月より早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問。一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。著書に『情報の経済理論』(東洋経済新報社、日経・経済図書文化賞)、『財政危機の構造』(東洋経済新報社、サントリー学芸賞)、『バブルの経済学』(日本経済新聞社、吉野作造賞)などがある。

遠山事務所から一言

20年後が分かると 今やるべき事は?

20年後、いまと同じ社会が続いていると無意識に考えていないか。
政府の資料では2040年、国民の年金や医療費などの社会保障負担率は4割も増加する。
現在と同じような医療や年金を受けられると思ったら大間違いだ。
事態改善の鍵を握る、医療や介護におけるテクノロジーの進歩は、どこまで期待できるのか。
今のままだと、夫婦で平均寿命以上に生きれば、いずれかが要介護になる確率は75%だが、その頃きちんとしたサービスが受けられない可能性が大きい。
政治家の任期は短く責任を取らないし、政府は財政収支や上記の問題をまじめに議論しようとしない。
どうしたらよいのか?