出版社 | 日経BP |
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価格 | 2300円 |
著者 | リチャード・セイラー |
ISBN | 9784296000982 |
著者略歴
米シカゴ大学経営大学院教授。1945年米ニュージャージー州生まれ。74 年米ロチェスター大学で経済学の博士号取得(Ph.D)。米コーネル大学、米マサチューセッツ工科大学(MIT)経営大学院などを経て95年から現職。行動経済学の研究で、2017 年にノーベル経済学賞を受賞した。 著書に『行動経済学の逆襲』(遠藤真美訳、早川書房)、『セイラー教授の行動経済学入門』(篠原勝訳、ダイヤモンド社)などがある。 キャス・サンスティーン(Cass R. Sunstein) ハーバード大学ロースクール教授。専門は憲法、法哲学、行動経済学など多岐におよぶ。遠山事務所から一言
「自分にとって(ほんとうに)いい選択」にするには?
ナッジは、イギリスやアメリカ政府で採用され、法的な命令や禁止で行為をさせるのでなく、同じような結果に導く「しかけ」を使うことでコストやストレスを小さくする方法である。
日常生活でも、実に多くの人が、もう使わないネットサービスの解約を忘れ、保険料と医療費の関係を考えずより安く抑えられることを怠り、
老後の年金を結果的に一番多くできなかったり、「知っていたら絶対に買ったはずのお買い得商品」を逃している。
ナッジは「本人が、自分にとって(ほんとうに)いい選択」を促す仕組みだ。